コラムColumn
羊から、EPA?DHAが!?
美容食
Posted on 2010.3.1
オーストラリアのスリンダー・シン教授によると、動脈硬化や関節リウマチなどの予防、治療に効果があるといわれる青背の魚に含まれる 油の一種DHAやEPAを大量に含んだ羊や穀物の品種改良の研究が、オーストラリアのタスマニア大学で進行中。2015年には商業ペースにのる可能性があ るかもしれないと2009年9月に開催された"The World Congress on Oils and Fats and 28th ISF (International Society for Fat Research) Congress"で報告しました。
The World Congress on Oils and Fats and 28th ISF (International Society for Fat Research) Congress
http://www.isfsydney2009.com/
羊の肉には、脂肪をエネルギーに変換するときに必要なカルニチンを多く含むため、最近特に注目されています。
しかしどうやらオーストラリアでは、羊が食べる飼料の穀物に、海草や藻由来の成分を加えることで、食物連鎖の力を借りて、魚の油に含まれるDHAやEPAをたくさん含んだ羊を生産しようという考えです。
すごいですね~~~~。っていうか、
「イワシ食べればいいじゃん!」って思うのは、日本人だけでしょうか??
なんか、イワシっぽい匂いがする子羊のローストとか、サバっぽい味のする牛肉とか、魚臭いジンギスカンとか…あまり食指が伸びませんよね。
でも、病気の治療や、どうしても魚が食べられない人には、吉報なのかも…。
味覚に敏感な日本人にはちょっとキツイ健康情報でした。