コラムColumn
体重、喫煙、飲酒、紫外線とシワの関係
美容
Posted on 2013.5.6
オハイオ州クリーブランドケースメディカルセンターのエルマ・D・バロン博士らが12月号の『Archives od Dermatology』に発表した研究によると、体重、喫煙、日焼け止めを塗らないことが、シワを増やす要因になることがわかりました。
これはオハイオ州のツインズバーグで毎年開催される双子フェスティバルに2002年に集まった65組130人の双子を対象にアンケート調査とフィッツパトリック肌タイプ評価法で分析した結果によるもの。
年齢が高くなるほど、そして体重が増えるほど紫外線のダメージが大きく、タバコを吸うことも肌のシワを増やす要因になることが予測されました。
体重に関しては54歳以上では、体重が多い方が光老化のダメージが少ない傾向にあります。
これは脂肪が増えることによって肌のダメージや病気が増えるかもしれないけれど、表面上の肌のシワなどは脂肪で隠してしまうので、若い肌のように評価されるのかもしれないと研究者らは分析しています。
いっぽう、アルコールの消費に関しては相関関係が認められず、赤ワインなどのポリフェノールを含むある種のアルコールには、紫外線ダメージを打ち消すような働きがあることが推測されるということです。