コラムColumn

鏡を見ながら食べると不健康な食生活を改善できる

Posted on 2015.12.29

phm12_0270-s米国コーネル大学の研究で、不健康な食品を鏡を見ながら食べると、「おいしくない」と感じることが明らかになり、同大学のプレスリリースが2015年12月に発表されました。
この研究は、185人の健康な大学生を対象に行われたもので、鏡のある空間とない空間で、「低カロリーのフルーツサラダ(健康的な食品の代表)」と、「高カロリーのチョコレートケーキ(不健康な食品の代表)」を食べてもらいました。
その結果、鏡を見ても見なくても、フルーツサラダの味には影響がなかったものの、チョコレートケーキを食べたときには、鏡を見ながら食べたときに、より「おいしくない」と感じることがわかりました。
この結果について研究者らは、不健康な食生活を断ち切るために、食卓やダイニングルームに鏡を置いて、不健康な食品を食べている自分の姿を見ることで、食生活を改善する効果が期待できると述べています。
Cornell Food & Brand Lab. "Healthy reflections: Mirrors can make unhealthy foods less tasty." ScienceDaily. ScienceDaily, 17 December 2015.