コラムColumn
起き抜けのタバコは肺がんリスクを高める!
その他
Posted on 2011.8.10
朝起き抜けの、目覚めの一服、目覚めのタバコは、肺がんや頭頚部がんのリスクを高めることが、アメリカペンシルバニア州立大学の研究者らが行った研究で明らかになり、2011年8月に発表されたCancerという雑誌の次号予告でこの研究について取り上げられました。
これは、タバコを吸う肺がん患者4775人と、タバコを吸う肺がん患者でない人2835人を比較・分析したもの。
これによると、起きてからすぐにタバコを吸う人、起きてから30分以上60分までにタバコを吸う人は、60分以上経ってからタバコを吸う人のそれぞれ1.79倍、1.30倍も、肺がんになるリスクが高いことがわかりました。
さらに頭頚部がんに関しては、1.59倍、1.42倍、それぞれリスクが高まるということです。
これは、起きてすぐにタバコを吸う人のほうが、よりニコチンへの依存度が高く、それががんのリスクを高めているのではないかということです。
Cancer
, news release, Aug. 8, 2011
タバコを吸うこと自体、即座に禁煙すべきですよ・・・・