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恋人との関係をマンネリに陥らせないための5つの戦略!

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Posted on 2013.1.16

心理学者が発見した恋人との関係を
マンネリに陥らせないための5つの戦略!

 

一目で心を奪われてしまう衝撃的な出会いで始まった恋愛関係であっても、時と共にときめきが薄れ、同時に相手に対する関心も低下し、マンネリが支配し破局に向かう、

自然消滅であればまだましで、場合によっては修羅場、愁嘆場となってしまう、大人であれば経験済み、たとえ自分で経験がなくても周囲を見渡せばそうした例がいくつも思い浮かぶものではないでしょうか。

そうしたマンネリ化してしまった親密な人間関係を新鮮なまま維持し、再び命を吹き込むために効果的な5つの戦略を、米国・イリノイ大学のBrian Ogolsky博士がJournal of Social and Personal Relationships 2012年11月21日オンライン版に発表しています。

博士らは人間関係の維持、発展の要因に関する35の研究(調査対象データは合計12.273人)をメタ分析しました。その結果、
①率直さ(openness)、
②積極性(positivity)、
③保証(assurances)、
④共通の課題(shared tasks)、
⑤共通の人づき合いの繫がり(a shared social network)、の5つがカップルの関係をより良く保つことを可能にする効果的な戦略として重要であることが明らかになりました。

博士によると
①の率直さとは「感じたことをお互いに語り合うことを恐れないこと」。

②の積極性とは「楽しい人でありつづけ、明るく行動し、互いが陽気に触れ合うこと。

③保証とは「長期にわたる関係を維持することを保証すること」。

④共通の課題とは「一緒に暮らすための家事などについて責任を持って平等に分担し行うこと」。

⑤共通の人づき合いの繫がりとは「互いの親族や友人と付き合う必要のある活動に参加し人間関係を共有すること。

以上だそうです。

例えば相手がその日どう過ごしたのか尋ねたり、相手を笑いに誘うようなメールを送ってみたり、相手の両親にご機嫌伺いの電話をしてみたり、などちょっとした心づかいの行動がパートナーとの関係を良好にし、自分をよりハッピーにさせるのだとしています。

最後に博士は以上の戦略を行わないことだけがパートナーとの関係を不味くさせるのではなく、相手がこうした努力をしてくれないと思い込む、もしくはしても分かってくれないという状況になっても関係は悪化するので注意すべきだとしています。

Journal of Social and Personal Relationships 2012年11月21日オンライン版