「このニュースは偽物です」という表示をつけると、人は表示のない偽ニュースに騙されやすくなる傾向があることが、

米国マサチューセッツ工科大学が、米国居住者6739人を対象にして行われた実験結果研究によって判明し、

2020年3月3日発行の『Management Science』に掲載されました。

研究者はこの結果について、偽のニュースに騙されないように警告を発する場合は、

なるべくたくさんの事例について、漏れの内容に真偽をチェックして表示する必要があると述べています。

 

【出典】

Gordon Pennycook, Adam Bear, Evan T. Collins, David G. Rand. The Implied Truth Effect: Attaching Warnings to a Subset of Fake News Headlines Increases Perceived Accuracy of Headlines Without Warnings. Management Science, 2020; DOI: 10.1287/mnsc.2019.3478