疲れると人は見た目の老化を感じやすいことが米国ノースカロライナ大学の研究で明らかになり、2024年3月の「Mental Health Science」に研究成果が発表されました。

この研究は、 18歳から36歳までの若年成人107人（平均年齢は約20歳）から8日間の観察結果のデータを収集したものです。 帖佐の内容は、108人が毎日感じているストレスの量、生活をコンロールできているかどうかのレベル、気分レベル、見た目の年齢などについて調べたそうです。

その結果、研究参加者が通常よりも高いレベルのストレスを感じたと報告した日には、見た目も気分も老けたと報告したことが明らかになりました。 結果について研究者は、 ストレスが人を老けさせていると感じる現象は高齢者に限定されず、若者にも起こるということを示していると分析し、ストレスが若者の年齢感に悪影響を及ぼし、それが若者の健康に対するネガティブな影響になっている可能性があると指摘しています。

【出典】 Sofia E. Lee, Shevaun D. Neupert. The effect of control beliefs on the relationship between daily stressors and subjective age in younger adults. Mental Health Science, 2024; DOI: 10.1002/mhs2.56