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5つの超カンタンな習慣でダイエットに成功し健康になれる!

肥満

Posted on 2013.5.4

2039550休暇後は体重の増加が気になるものですが、たった5つのとても簡単な習慣を身に付ければ、健康な生活を送りながらダイエットにも成功できるという研究報告がJournal of Medical Internet Research 2012年11.12月号に発表されました。
コーネル大学のBrian Wansink教授はベストセラー"Mindless Eating: Why We Eat More than We Think"(2006年 邦題 そのひとクチがブタのもと 2007集英社)の著者として、またヒトがいかに無意識のうちに食しているかを実験的に明らかにしたことにより、2007年にイグノーベル賞を受賞して話題となったこともある著名な研究者ですが、教授らがJournal of Medical Internet Research 2012年11.12月号に発表した研究でいわゆる食事制限によるダイエットではなく食生活に影響を与える環境と生活習慣を少しだけ変化させ継続するだけで持続的に減量が可能になることを実験的に明らかにしました。
教授らはこれまでの研究結果からわずかに習慣を変えることが健康な食生活と体重維持、減量につながる可能性高いことを指摘してきましたが、今回はオンライン上で実験参加者を得て、彼らに教授がその著書で取り上げた習慣の変化を促す複数の要点を継続して実践させ、その効果を調査、分析しました。
参加者は1ヶ月ごとにその結果を報告することになっていました。少なくとも最低1ヶ月継続し結果を報告した参加者は504名でしたが、参加者の42%が減量に成功し、27%が体重を維持していました。
またプログラムの要点を忠実に実践した参加者ほど多くの減量に成功していました。少なくとも1ヶ月に25日プログラムを忠実に実践した参加者は平均0.9kgの減量に成功していることもわかりました。
教授らが参加者に提供した生活習慣を変える要点うちで参加者が最も効果があったとしたものは以下の通り。
さあ、挑戦してみましょう!!
1.健康的な食品以外のものをキッチンカウンターから取り除く。
2.パッケージから絶対に直接食べず、必ず皿や器に移してから食べる。
3.朝起きてから1時間以内に温かいものを食べる。
4ちょっとしたものをなにも口にせずに3~4時間以上の時間を過ごさないようにする。
5.フォークやスプーンは食べ物が口に入っている間はテーブルに置き、ゆっくり食べる。

Journal of Medical Internet Research 2012年11.12月号