コラムColumn
不況の波は美容整形の世界にも押し寄せるーアメリカの現状
女性美容老化
Posted on 2010.4.13
American Society for Aesthetic Plastic Surgery(米国美容整形外科学会)の発表したレポートによると、2009年に実施された非外科的処置を含む美容整形外科の施術件数は1000万件に迫る件数でしたが、前年を2%ほど下回ったそうです。
美容整形全体の市場規模は金額ベースで105億ドル、そのうち外科的処置が60億ドル、非外科的処置が45億ドルでした。施術件数の内訳では豊胸が31万2千件、脂肪吸引が28万4千件、瞼が15万件、フェイスリフト9万4千件などとなっています。
また患者の年齢階層別内訳では35―50歳が全体の約半数で51―64歳が全体の25%、多くの人が見た目の若さを追求した非外科的処置を受けたため、ボトックスが255万7千件、ヒアルロン酸が131万3千件になりました。美容整形手術は不況の影響を受けましたが豊胸やボトックスなどはあまり影響がなかったようです。