コラムColumn

花粉は胃腸にもダメージを与える?

病気

Posted on 2009.3.14

花粉が口から侵入し免疫力を低下させる!


花粉は鼻だけでなく口から入って胃腸にもダメージを与えます。

花粉は鼻や喉を傷つけるだけでなく、口から進入して、内臓にもダメージを与えます。
花粉が鼻から体内に侵入すると私たちの体は、花粉を異物として攻撃するために、血液中のIgE抗体が肥満細胞のスイッチをオンにして、肥満細胞から鼻水やくしゃみ、涙目の原因になるヒスタミンや、鼻づまりの原因になるロイコトリエンという物質を放出することで花粉症が発症します。
さらに花粉は口からも侵入し、胃や腸でも同じような反応が生じて、悪化すると炎症を起こし、鼻づまりだけでなく、食欲不振や胃腸障害など、全身の免疫力を低下させて、病気にかかりやすくなってしまう可能性もあります。

体に侵入して悪い影響を及ぼす花粉を撃退してくれる強い味方である腸内細菌を増やすためには、腸内環境を整えて、免疫力をアップすることです。