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【ライフスタイル】不健康な生活習慣が重なると、死の危険が3~4倍アップする!?

病気運動食

Posted on 2010.5.10

03喫煙、運動不足、飲酒、偏った食事、はそれぞれが生活習慣病の原因といわれ、健康のためにはできるだけ改善することが求められるものですが、上記のそれぞれを2つ、3つ、4つと複合的に行なっている人はどんどん寿命が短くなることが、ノルウェー・オスロ大学のElisabeth Kvaavik博士らが“Archives of Internal Medicine”4月26日号に発表した研究で明らかになりました。
博士らは1984から1985年当時18才以上だった男女4886人を対象に、喫煙習慣がある、果物・野菜を食べる回数が1日2回以下、運動が1週間に2時間未満、アルコール摂取量(男性1週間に350ccの缶ビールで10本以上、女性は6本以上)の基準で不健康な生活習慣の有無をグルーピングしました。その後20年間で調査対象者のうち1080人が亡くなりました。死因は431人が心臓血管障害、318人ががん、331人がその他の要因でした。
前述の不健康要因と死因との関係を分析したところ、不健康要因を4つとも行なっていた人の心臓血管障害とがんによる死亡率は、1つも不健康要因のなかった人の3倍でした。その他の要因では4倍でした。
別な視点で分析すると、これらの結果は不健康要因を4つとも兼ね備えた人は、不健康要因が1つもない人に比べて、12年寿命が短いのと同じことになりました。
博士はこの結果からこうした不健康な生活習慣の改善が個人にも社会にも大きな影響があることがはっきりしたとしています。