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【食】NYのファストフードメニューは、ほとんどが塩分多め

病気食

Posted on 2010.5.11

04アメリカでは高血圧予防のために、1日のナトリウム(塩分)摂取推奨量を健康な人では2300mg(塩分量で5.75g)、高血圧症の人は 1500mg(3.75g)としていますが、ニューヨーク市保健局のChristine M. Johnson博士らが4月26日号の“Archives of Internal Medicine”に発表した報告によると、ニューヨークのファストフード店で2007年に販売された6580種類の食事メニューの食塩量の平均は 1751mg(4.38g)。たった1食で、高血圧症の人向けの1日の食塩摂取量推奨量を超えてしまったそうです。
博士らは“ファストフードは高カロリーであるだけでなく、高ナトリウム(塩分)食であることが明らかになった”と述べています。
特 に塩分が多かったのはフライドチキンで55%が2300mgを超え、28%が1500mg~2300mgでした。ピザとハンバーガーは、やや塩分が少な く、半分のメニューが1500mg以下でした。Johnson博士らは「我々の研究が、ファストフードのメニューを減塩にする必要があることをファスト フード業界に知らせる手助けになるはずだ」と述べています。