コラムColumn
【食】ファーストフードとうつ病の関係
病気食
Posted on 2012.5.20
ファーストフードは、あなたのウエストを太くするだけでなく、心までブルーにしてうつ病になるリスクを高めるという研究結果がPublic Health Nutritionという雑誌の4月号に掲載されました。
こ れはスペイン領カナリア諸島のグラン・カナリア島にあるラス・パルマス・デ・グラン・カナリア大学とスペインのナバーラ大学がスペイン政府の協力のもと に、8964人のファーストフード(ハンバーガー、ソーセージ、ピザ)と焼き菓子(マフィン、ドーナツ、クロワッサンなどの焼き菓子など)の消費量につい て調査した結果によるもの。6.2年間の調査期間の間に、493人がうつ病と診断されました。
研究者らは調査結果のデータについて、もっと もファーストフードを食べるグループから、食べないグループまで5段階に分類。その結果、もっともたくさんファーストフードを消費するグループは、ファー ストフードの消費量が最も少ないグループに比べて、37%もうつ病になるリスクが高いことが明らかになりました。
またファーストフードをもっとも多く消費するグループでは、独身が多く、年齢も若く、アクティブではない上に、食習慣がより劣悪という特徴があったそうです。