コラムColumn
【メディカル】楽観主義は免疫力を高める
心理病気
Posted on 2010.4.10
アメリカケンタッキー大学心理学部教授のSuzanne C. Segerstrom博士らの研究によると、2001年型2005年に124人のロースクールの学生を対象に免疫反応の変化を調べたところ、学生たちが楽観的なときに免疫反応が活発になり、悲観的になると免疫反応が鈍くなることが判明しました。
しかしこの研究は母数も少なく、今回の結果だけで楽観主義と免疫力との関係を説明するには不十分であることも指摘されています。
ただ、楽観的な人はより積極的で、ストレスや病気に対してもより早く回復しようと努力するため、医師の治療やアドバイスにも忠実であることなどが、免疫力を総合的にアップしているのではないかと議論されています。