コラムColumn
幸福感、トンネル、明るい光が臨死体験に多い
心理
Posted on 2017.8.12
臨死体験の話を聞いたことがありますか? そもそも臨死体験というもの自体が本当に起こるものなのでしょうか?
ベルギーのリエージュ大学などの研究によって、臨死体験には、体外離脱、幸福感、明るい光、トンネルなど、共通点があることがわかり、2017年7月の『Frontiers in Neuro Science』に掲載されました。
研究は、154人の臨死体験をした人(事前にインターネットなどで募集をかけた)のアンケート結果を分析したもので、臨死体験中に全体の80%が「幸福感」、69%が「明るい光」、64%
研究者は、臨死体験の内容は体験した人の文化的背景や死に至るまでの神経生理学的なメカニズムなどにも影響を受けるため、共通性を発見するのは難しいと思われたが、 異なる現象がどのように関連しているかを探ることで、
Charlotte Martial, Héléna Cassol, Georgios Antonopoulos, Thomas Charlier, Julien Heros, Anne-Françoise Donneau, Vanessa Charland-Verville, Steven Laureys. Temporality of Features in Near-Death Experience Narratives. Frontiers in Human Neuroscience, 2017