コラムColumn
夜型の食生活はうつや不安レベルを高める
心理病気老化脳
Posted on 2022.9.19
夜型の食生活はうつや不安レベルを高める可能性があることが、米国ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の研究で明らかになり、2022年9月の「Proceeding of the National Academy of Sciences」でその研究報告が取り上げられました。
この研究では男性12人と女性7人が登録され、参加者のうち1グループは、24 時間の代わりに 1日28 時間の「生活時間のずれ」を人工的に経験させる 4 日間を過ごすように指示されました。この影響で、4日目までに行動周期が12時間逆転し、
その結果、 食事のタイミングが参加者の気分レベルに大きく影響することを発
現代社会において、日中以外に仕事をするシフトワーカーは、労働力の最大 20% を占め、病院サービス、工場作業、
今回の結果について研究者は、 食事のタイミングの変更が、
【出典】 Jingyi Qian, Nina Vujovic, Hoa Nguyen, Nishath Rahman, Su Wei Heng, Stephen Amira, Frank A. J. L. Scheer, Sarah L. Chellappa. Daytime eating prevents mood vulnerability in night work. Proceedings of the National Academy of Sciences, 2022; 119 (38) DOI: 10.1073/pnas.2206348119