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【食】運動は中高年の体重と腹囲の増加を抑制する

運動

Posted on 2010.12.20

taijuu活動的に生活することで、青年期から中年期へと移り変わる時期に起こる体重の増加を、特に女性の場合は効果的に抑制できることが、シカゴのノースウエスタン大学Arlene L. Hankinson博士が12月15日号のthe Journal of the American Medical Associationに発表した研究で明らかになりました。
この研究は、3554人の18歳から30歳までの男女を20年間追跡調査した結果によるもの。1日約60分の運動を毎日続けていた人は、そうでない人に比べて、20年間で、男性は2.6kg、女性はなんと6.1kgも、体重の増加が少なかったそうです。
1 日約30分の運動を続けていた人の場合は、体重が男性で1.8kg、女性で4.7kgほど、体重の増加が少なく、30分の軽い運動でも若いうちから運動習慣を身につけておくことで、十分に中年太りを予防する効果があることがわかりました。また腹囲に関しても、運動していた人はそうでない人に比べて、増加が男性は3.1cm、女性は3.8cmほど少なかったそうです。
博士らは、若い頃から運動を続けていることが大切で、年齢を重ねれば重ねるほど、運動による体重減少の効果が出にくくなることも指摘しています。また、どんなに激しい運動をしても、加齢と共に体重の増加が生じることは誰にとっても避けられないことであり、無理をしすぎないように指摘しています。