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【ライフスタイル】心臓突然死が多いのはバスケットボール!

運動

Posted on 2011.4.25

phm07_0423-sアメリカでは毎年、大学生アスリート43,770人に1人(年45人)が、スポーツによる心臓突然死で死亡していることが、シアトルワシントン大学のKimberly Harmon博士らによって、4月19日版のCirculationに掲載されました。
この研究は全米大学体育協会(NCAA)と、Parent Heart Watchという大学生アスリートの心臓突然死と心配停止の調査を行っている非営利組織のデータをもとに実施されました。これによると2004年から 2008年の間に1,969,663人の大学生アスリートがおり、273人が何らかの理由で死亡しており、そのうち45人が心臓突然死でした。
男子アスリートの心臓突然死のリスクは女性アスリートの約2倍、白人よりも黒人の方が心臓突然死のリスクが高かったそうです(白人は58,635人中1人で、黒人は17,696人人中1人)。最も心臓突然死が多かったスポーツ競技は、バスケット。次いで、水泳、ラクロス、アメフト、クロスカントリーマラソンの順でした。
この結果から研究者らは、心臓突然死のリスクが高いうポーツ競技を行う場合は、会場にAED(自動体外式除細動器)を設置すること、スポーツ競技に出場する前に、選手たちに心電図検査を行ってもらうこと、クロスカントリーなどについては、万が一に備えて選手の安否確認ができるように、携帯電話を持って走ってもらうことなどを提案しています。