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忙しい人に朗報!10分以下の運動でも健康改善効果は充分にあることが明らかに!

運動

Posted on 2013.3.3

  健康維持や生活習慣予防のためには、有酸素運動が有効であることは良く知られています。そしてダイエット目的の場合などは、ある程度の強度(例えば年齢によって異なりますが中年なら110-120拍/分の心拍数)を20分以上持続すると効果があるとされています。 しかし仕事に追われ、予定の詰まった多忙な生活の中で、まとまった時間をとることができず、また短い時間では効果が出ないなら、やっても仕方がないと思っている方も多いかもしれません。 けれども10分以下の短時間の運動でも、健康へのプラス効果は充分にあることが米国・ケンタッキー州ルイビル市ベラミン大学のP.D Loprinzi博士らがAmerican journal of health promotion 2013年3月号に発表した研究で明らかになりました。 博士らは運動の持続時間の差で健康への効果が大きく違うのかどうかを確かめるために、機器を使用した大規模調査を実施し、データを分析しました。 調査では6231人の被験者に運動量を測定する携帯型加速度計を1日10時間で4日以上継続して身に着けてもらい、各人1日の運動持続時間を測定すると同時に、朝食前に血液サンプルを採取し、中性脂肪、LDLコレステロール、血糖値が測定されました。 測定された運動時間から、10分以上継続して運動していたグループと、10分未満のグループに分けて血液検査の結果を比較したところ、例えばメタボリックシンドロームのオッズ比は、ほとんど同じなど、検査結果にほとんど違いはありませんでした。 博士らはこの結果について、運動するための時間が確保できない忙しい社会人でも、一定の決まった時間と場所で運動することにこだわるよりも、むしろ自分の生活スタイルに合わせた短時間の運動で、健康増進可能だということが研究から明らかになったとしています。 American journal of health promotion 2013年3月号